久々の更新です。一時間前にワールドカップの日本-カメルーン戦をインターネットで観戦し、勝利の余韻に浸りながらサウナに入り、これからイタリア-パラグアイ戦を見ながら、ノルウェーのオスロに出かけた週末旅行の報告です。
なぜノルウェーにしたかって? 大学のヨット部時代の友人がオスロに赴任中で、前からフィヨルドが気になっていて、北欧のの夏は短いから今のうちに行っておかないと後悔するかも…ということで、フィンランドの国内旅行をする前に、スカンジナビア半島をめぐることにしたのです。
ヘルシンキからは飛行機で1時間20分。東京と大阪みたいな感じね。午後に到着して、早速友人が出迎えてくれました。オスロの第一印象は、ヘルシンキに比べてとっても街がカラフル。似たようなお天気しかも到着した日は結構雨が降ってたのに、建物が色づいているだけで、なんだか明るい雰囲気です。ヘルシンキの私のアパートは実は外壁がクリームイエローなんだけど、全体的にくすんだ色使いの街なんだとあらためて「暗さ」を実感。
空港からそのまま市内ドライブ観光に連れて行ってもらいました。ハーバーでコーヒーを飲んだ後、ムンク美術館へ。そう、ムンクの叫びのムンクです。
有名な絵の写真を撮って何するの?とルーブル美術館でモナリザの写真を撮った時にに自問自答しましたが、15年たった今も人間そうそうかわりません。とりあえず、「ムンクの叫び」を撮影しておきました。叫ぶムンクの隣にいるのは、私自身です。
いろいろなムンクの絵を見てなんだか困惑して美術館を後にし、そこから最近できたばかりのスキーのジャンプ台を見に高台まで車を走らせました。山頂に付いた頃には深い霧で(なので写真なし)、ジャンプ台も壮大な下界の景色もぜんぜん見えませんでしたが、折り返して帰ろうとした際に、10秒ほど霧が薄くなり、目の前に天高くそびえたつジャンプ台が突然視界に入ってきました。多分私、ムンクの叫びのようなリアクションをしたと思う。いやあ、ジャンプ台の傾斜ってテレビで見るよりもかなり急です。あのスロープを滑って、しかも着地点付近もまだかなりの傾斜。ギャラリーが立つスタンドらしきものもありましたが、よく人が落ちないなあと不思議なくらいこれまた急な階段のようでした。これからスキージャンプを見る目が変わること間違いなしです。それにしても、スキージャンプをする人って、恐怖心とかないのかなあ?
それから友人の自宅にお邪魔し、奥さんが作ってくれた和食の夕飯をごちそうになり(もちろんノルウェーサーモンのお刺身つき。おいしかった。)、家族の団欒に加わって、夜遅くまでなつかしい思い出話とヨット部の仲間をしのんで、盛り上がりました。T君そしてH子さんどうもありがとう!
金曜日のレポートはここまで。次は土曜日のフィヨルドツアーの報告です。
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